2014年11月の読書リスト

このブログを開設して以来、はじめて2日連続で投稿できそうだ。奇跡だ。

というわけで、本文。

2014年11月の読書リスト

月刊少女野崎くん 公式ファンブック (ガンガンコミックスONLINE)月刊少女野崎くん 公式ファンブック (ガンガンコミックスONLINE)

読了日:11月5日 著者:椿いづみ
ウィッチクラフトワークス(7) (アフタヌーンKC)ウィッチクラフトワークス(7) (アフタヌーンKC)

読了日:11月7日 著者:水薙竜
吉野北高校図書委員会 (MF文庫ダ・ヴィンチ)吉野北高校図書委員会 (MF文庫ダ・ヴィンチ)

読了日:11月7日 著者:山本渚
小学4年生の世界平和 (ノンフィクション単行本)小学4年生の世界平和 (ノンフィクション単行本)

読了日:11月19日 著者:ジョン・ハンター
吉野北高校図書委員会2 委員長の初恋 (MF文庫 ダ・ヴィンチ や 1-2)吉野北高校図書委員会2 委員長の初恋 (MF文庫 ダ・ヴィンチ や 1-2)

読了日:11月20日 著者:山本渚
革命機ヴァルヴレイヴ 流星の乙女 (2) (電撃コミックスNEXT)革命機ヴァルヴレイヴ 流星の乙女 (2) (電撃コミックスNEXT)

読了日:11月20日 著者:大堀ユタカ
難民高校生----絶望社会を生き抜く「私たち」のリアル難民高校生—-絶望社会を生き抜く「私たち」のリアル

読了日:11月28日 著者:仁藤夢乃

月刊少女野崎くん 公式ファンブック

昨年7〜9月にアニメ放映され、人気に火がついた「月刊少女野崎くん」の公式ファンブックである。この作品は書物情報雑誌「ダ・ヴィンチ」のBOOK OF THE YEAR2014 コミック部門の8位にランキングされたことからも、その人気のほどがうかがえる。

登場人物の詳細な設定はもちろん、各キャラクターへのQ&A、ボツになったネタ、さらには出版にまつわる専門用語、少女マンガを書くにあたって必須の知識など、ファンが見たら泣いて喜ぶような情報が満載。宣伝用のPOPや登場人物のアンケート結果、さらには「野崎梅太郎」のインタビューまで掲載されるなど、その内容はまさに至れり尽くせりである。

ウィッチクラフトワークス 第7巻

これまた、昨年1〜3月に上映された、同名アニメの原作本である。今巻では、アニメ終了後の物語が展開されている。

最初はちょっと変わった作品だなと思っていたのだが、アニメの話が進むにつれ、その世界観にどっぷりとはまってしまった。

「魔法」を扱ったファンタジー作品だが、一番の特徴は「主人公」は「ヒロイン」に守られる存在である、ということ。ヒロインが主人公に対する態度は、もはやストーカーなのだが、その愛情はひしひしと伝わってくるのが不思議である。「自分も、こんな彼女が欲しい」と思う読者は多いだろう。====

吉野北高校図書委員会

吉野北高校図書委員会2 委員長の初恋

徳島県にある県立高校の学校図書館を舞台に繰り広げられる青春小説シリーズである。当初の発行元が、KADOKAWAグループと合併し、新たに角川文庫から再発行されているが、ここでは当初の発行元の画像を掲載しておく。

作者が徳島で生まれ育ったからか、登場人物は徳島弁で会話するのが特徴だが、会話や文体のそこかしこに暖かさ、緩さというのが感じられる小説。どことなくまったり、ゆったりした気分になり、癒やされる。ぎすぎすした社会を描いた小説が多く溢れている中、この作品の世界観は貴重だと思う。(3)ではクラスメートの恋愛模様、(4)では、主人公である図書委員長が顧問の教師に抱く淡い恋心、そして進路の悩みが描かれる。

小学4年生の世界平和

アメリカの小学校で「世界平和」について教えている教師が書いた本である。彼は自ら「ワールド・ピース・ゲーム」というゲームを考案し、どうしたら世界中が平和になれるのかを生徒に教えている。このゲームを知った子どもたちは、戦争のむなしさと恐ろしさ、そして多様性の大事さを学んでいく。

だが残念なのは、著者が提唱する「ワールド・ピース・ゲーム」がどんなルールに基づいて行われるのか、一切触れられていないことだ。本書で紹介されている設定も大まかなものに過ぎないから、なにをどうしたらこのゲームが終わるのかが理解できない。10ページ程度でいいから、このゲームのルールについて詳しく触れてくれればいいのにと思った。

革命機ヴァルヴレイヴ 流星の乙女 第2巻

サンライズ制作のロボットアニメ「革命機ヴァルヴレイヴ」のヒロインの一人、流木野サキを主人公にしたスピンオフ作品の続編。本編2ndシーズンをベースに、そこで触れられなかったサキの視点を盛り込んでいる。サキと指南ショーコや連坊小路アキラ、アードライのやりとりは本編では出てきていないので、これらのシーンが本編に盛り込まれていたら、このアニメの評価も変わっていただろうに…と思うと残念だ。愛する恋人・時縞ハルトと死別してから200年、彼女は一体何を思って闘い、そして生きてきたのだろうか?それをテーマにしたアニメを作って欲しいなあ。ダメかな?

/h3>(7)難民高校生—-絶望社会を生き抜く「私たち」のリアル

女子高生の人権を守るために日々奮闘しているNGO団体代表が、これまで自分が辿ってきた壮絶な半生を赤裸々に綴った自叙伝。

家族との不和、学校内での孤立、世間から「不良・落ちこぼれ」と名指ししている子どもたちと繰り返してきた深夜徘徊、そして高校を中退し、荒れた生活を送る日々…。

だがそんな彼女にも理解者が現れたことで、荒れた生活から脱出し、大検に合格して大学生になり、この荒れた社会をよくしようと奮闘していく。

この本を見て感じることは、人生はちょっとしたことで転落もすれば、暗闇から救われることもあるということ。

これは彼女だけではなく、誰にでも起こりえることなのである。

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アスキー・メディアワークス
発売日 : 2013-08-10

(写真は第1巻)

高校生・時縞ハルトは争いごとが嫌いだ。だから、転校生のエルエルフに殴られても、殴り返せない。 しかし、彼の思いとは裏腹に、より大きな争いが彼を襲う。巨大な軍事国家・ドルシア軍邦が奇襲をかけてきたのだ。 戦火に巻き込まれる学校。殺される学友たち。中立平和をうたう小国ジオールには為す術もない。 その騒乱の中、ハルトは謎の兵器「ヴァルヴレイヴ」と出会う。

それは、転校生と偽り学内に潜入したエージェント・エルエルフの標的でもあった。(アニメ第一話「革命の転校生」より)

2014年4~6月、10~12月に分割2クール方式で放映された、サンライズ制作のロボットアニメ「革命機ヴァルヴレイヴ」のノベライズ版。

出版社がアスキー・メディアワークスなのは、副シリーズ構成を担当している人間が、同社の人間であるからだろう。

各メディアで盛んに宣伝攻勢をかけたこともあり、前評判は異様に高かったのだが、終わってみればアニメ好きからは「珍品」呼ばわりされている作品である。当作品に対する彼らの評価は、放映終了後の現在も変わっていないが、実は管理人は、最初から最後まで、きちんと見たロボットアニメはこれが初めてである。

ノベライズ版では、第1巻・第2巻は1stシーズン放映分を、第3巻では2ndシーズン放映分を収録しているが、2ndシーズンって、1冊にまとまるほど内容が薄かったっけ?と思わざるを得ない。だがこれは見方を考えると、第1巻はアニメで放映された内容をそのまま再現しただけ、第2巻では構成も表現もだいぶ洗練されてきて、第3巻では、(ノベライズ担当者が)アニメ版でムダだだと思った部分を思い切りそぎ落とし、1冊に纏めたということもいえるのだろうか。

書籍化に当たり、削られたところ、新たに追加されたところ、アニメ版から大幅に変更されたところがある。生徒全員で咲森学園の校歌を歌う場面、フィガロ・ARUS上院議員がドルシア軍に殺される場面はカットされ、第2巻では、ドルシア軍の特殊機関・カルルシュタイン機関のエージェント・ハーノインが、その上司であるクリムヒルト共々、上官であるカイン大佐の秘密を見つけたところなどが追加されている。====

最大の変更点は第3巻。アニメ版では、ヴァルヴレイヴのパイロットを「化け物」だと判断したARUS・ドルシア両軍によって咲森学園の生徒が虐殺され、生き残った生徒が必死に逃げ延びる場面が出てくる。時縞ハルトらヴァルヴレイヴのパイロットの活躍で「化け物」に認定された他の生徒たちの名誉は回復するのだが、その間生徒たちは宇宙をあてどもなく彷徨うことになる。これに対してノベライズ版では、ジオール大統領の指南ショーコが、ARUS・ドルシア両軍に生徒たちの助命嘆願をしたため、辛うじて大虐殺は阻止された。この設定変更について、ネット上では「なぜ、この通りやらなかったんだ?」という憤りの声が多数上がった。ノベライズ版では、すべての真相を知ったショーコが、生き残った生徒たちに自分の非をわび、 これから一緒にやっていこうと呼びかけることを決意する場面が出てくるが、これもアニメ版とは異なる。

第3巻では、主人公のハルト以外にも、野火マリエ、犬塚キューマ、ハーノインの視点の話が出てくるし、ドルシア脱出時のハルトとリーゼロッテのやりとりも、アニメでは出てこない(そりゃそうだろう、アニメでハルトはヒロインの一人・流木野サキを強姦して、ネット上では大騒ぎになった。ノベライズ版で出てくるやりとりも、露骨に「セックス」という言葉が出てくる。制作者サイドは、これ以上騒ぎを大きくしたくなかったのだろう)。だがこれら独自視点の話が出てくるとはいえ、かねてから視聴者が疑問に思っていた伏線は、この本でも紹介されない。私が知っているだけでも、カイン大佐を妄信するイクスアインと、彼に対する疑念を深め、クリムヒルトと行動を共にすることになったハーノインとのやりとりに何があったのか?予告編で

「ハルト、私を助けて!」

と絶叫したサキに、一体何が起こったのか?静止画では、サキとカイン大佐が向き合う場面が流れたが、これも本放送ではカットされた。さらに200年後のサキは一体誰と闘っているのか?サキが「皇子」と呼びかける少年の両親は誰なのか?ラストの場面で、エイリアンの侵入を報告したのは、連坊小路サトミが「人ならざるもの=マギウス」となったのか、それとも彼の子孫なのか?(ノベライズ版では、サトミの子孫のように書かれているが)など、ツッコミどころは沢山ある。それ故に放映終了後からかなり時間が経過した今でも、あれやこれやとネット上では議論が闘わされている。一時話題になりながら、数年後には「なかったこと」にされている作品が多い中、この作品は5年後、10年後、一体どんな評価をなされるのだろう?

なおこの作品は、日本よりも海外での評価が高かったことを付け加えておく。

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2014年5月の読書リスト

6月だよー。

世間は

「サッカーW杯が始まったよー。日本代表は一次リーグを突破できるのかなー」

と大騒ぎしているよー。

そのどさくさに紛れて、安倍政権は「解釈改憲」で「集団的自衛権」発動できるように閣議決定しようと画策しているよー。

安倍晋三は、何が何でも世界各地の戦場に自衛隊を派遣させたがっているよー。

自衛隊員に死者が出て、欠員が出たら徴兵制を導入するのは明白だよー。

「聞いてねぇよー、騙されたよー」

と大騒ぎになっても、それは後の祭りってもんだよー。

スポーツのお祭りの後に参加した後、戦争というお祭りがやってくるなんてしゃれにならないよー!

というわけで、先月読んだ(登録した)本の紹介。

2014年5月の読書メーター

読んだ本の数:10冊

読んだページ数:2266ページ

ナイス数:3ナイス

冷蔵庫のうえの人生冷蔵庫のうえの人生感想

読了日:5月15日 著者:アリスカイパース
ノーベル文学賞 ――「文芸共和国」をめざしてノーベル文学賞 ――「文芸共和国」をめざして

読了日:5月15日 著者:柏倉康夫
シドニアの騎士 2 (アフタヌーンKC)シドニアの騎士 2 (アフタヌーンKC)

読了日:5月19日 著者:弐瓶勉
私は金正日の「踊り子」だった〈上〉私は金正日の「踊り子」だった〈上〉

読了日:5月23日 著者:申英姫
革命機ヴァルヴレイヴ (3) (電撃文庫)革命機ヴァルヴレイヴ (3) (電撃文庫)

読了日:5月30日 著者:乙野四方字
シドニアの騎士(8) (アフタヌーンKC)シドニアの騎士(8) (アフタヌーンKC)

読了日:5月30日 著者:弐瓶勉
シドニアの騎士(9) (アフタヌーンKC)シドニアの騎士(9) (アフタヌーンKC)

読了日:5月30日 著者:弐瓶勉
シドニアの騎士(10) (アフタヌーンKC)シドニアの騎士(10) (アフタヌーンKC)

読了日:5月30日 著者:弐瓶勉
シドニアの騎士(11) (アフタヌーンKC)シドニアの騎士(11) (アフタヌーンKC)

読了日:5月30日 著者:弐瓶勉
シドニアの騎士(12) (アフタヌーンKC)シドニアの騎士(12) (アフタヌーンKC)

読了日:5月30日 著者:弐瓶勉

冷蔵庫のうえの人生

詳細の感想はこちらに書いたので参照のこと。

この本を読んだのは、父がガン闘病中だったからかれこれ5年くらい前になる。

ガン宣告、手術、自宅での介護、そして再発と余命宣告、母と私だけに看取られて寂しく人生を終えた父。

父は生前、何かあるとよく「俺には友達が多い」と見栄をはっていたのに、結局は誰も見舞ってくれなかった。

認知症もあったから、看護師達からは蛇蝎のごとく嫌われていた。

それが現実なんだよ。

あのことを思い出すと、腹が立って腹が立って仕方がない。

ガン患者の誰しもが、この本に出てくる母親みたいな闘病生活を送れるとは限らないのだよ、と声を大にしていいたい。

ホームレスのガン患者は、一体どうすればいいのだろうか?と独りごちる。

ノーベル文学賞 ―「文芸共和国」をめざして

著者はかつてNHKのキャスターを務めたのち、京都大学大学院、放送大学で教鞭を執った人物である。

NHKのキャスター時代の担当番組に「土曜レポート」というのがあったのだが、覚えている人はいるのだろうか?

大学(東大)時代の専攻がフランス文学ということもあってか、大学教員に転身してからの著作物にフランス文学のが多い。

本作は1992年に刊行された「ノーベル文学賞ー作家とその時代」を改作し、2010年までのノーベル文学賞受賞者と国籍のデーターを収録した書籍だ。欲を言えば、彼らの代表作を掲載してくれればもっとよかったのだが。

ノーベル賞、特に文学賞については「○○は受賞したのに、なぜ××は選に漏れるんだ?」という意見が出るのは宿命みたいなもので、初期の頃から「誰を受賞させるべきか?については、選考委員の間でも侃々諤々の議論が交わされているようで、本作でもそのさわりが出てくる。皆様ご承知の通り、日本からは川端康成大江健三郎の二人が受賞しているが、著者は二人とも取材を通じて面識があり、その人となりについても詳細に触れられている。最も本書で触れられている受賞者は20人ほどで、全受賞者を紹介しているわけではないが、時代や地域を代表する作家である事は確かである。====

私は金正日の「踊り子」だった〈上〉

著者は万寿台芸術団のダンサーで、金正日とも面識があり、直々に声をかけてもらったこともある。のちに韓国に亡命し、本著を出版した。

この本が出版された1997年は、まだまだ北朝鮮は「謎の国家」であり、その情報は「脱北者」といわれる亡命者によってしかわからなかった。当然、拉致問題の「ら」の字もなかった頃である。

この本が家にあったのは、亡父は朝鮮料理のコックであり、昔から在日コリアンとのつきあいが深かった。その影響で、我が家には韓国・北朝鮮の事情についていろいろと知る機会が、世間に比べて多かった(ただし管理人は、正真正銘の日本人である)。北朝鮮の政治状況については、我が家の最大の関心事項であり、亡父はこれらの本を、古本屋でよく漁っていた。

北朝鮮指導部のでたらめな生活はこの本でも詳しく紹介されていて、特にダンサーを「自分の女」としか扱わない傲慢な態度には憤りを感じる。もっとも、脱北者は事の次第を大げさに書きがちという意見もあるが、本当のところはどうなのだろう?

シドニアの騎士(2巻、8〜12巻)

今年の4月から、TBS系列深夜アニメ枠「アニメイズム」で放映されている同名アニメの原作である。

一読して気づいたのは、この作品が今も話題を呼ぶ大ヒットコミック「進撃の巨人(以下「進撃」)」と世界観が似ていること。

相違点はともに独自の年号を用いているとはいえ、本作が太陽系破壊から1,000年後であるのに対し、「進撃」が時代背景が進撃の巨人が19世紀後半の産業革命の影響が色濃いこと、人間の敵として登場するのが本作では「奇居子(ガウナ)と呼ばれる謎の生命体、「進撃」では巨人であること。本作がロボットマンガ、「進撃」がバトル系ダークファンタジーであることがあげられる。おまけに連載開始が本作が月刊アフタヌーンの2009年6月号から、「進撃」が別冊少年マガジンに2009年10月号から、さらにいえば、この両誌の発行元も同じなのだ。これは偶然の一致なのか?それとも、時代がこのような作品を要求しているのか?ついでにいえば、敵が謎の生命体という点では、小説・アニメ・ゲームと大々的に展開された「トータル・イクリプス」と世界観が同じだといえるだろう。

なぜこんな読み方になったといわれれば簡単、ただ単に地元の本屋で手に入ったのがこれしかなかったからとしかいいようがない。本作は基本バトル系ロボットコミックなのだが、9巻以降は主人公・谷風長道(たにかぜ・ながて)を巡り、女性キャラの間で繰り広げられる恋のさや当てがメインとなり、ラブコメ色が強まる。これはヒロイン格のキャラが、2巻で主人公をかばい戦死したため、それをフォローする意味合いもあるのだろう。しかし敵の正体は今も明らかではなく、おまけに敵のやり口もだんだんえげつなくなる(12巻)など、目の離せない展開が続く。今もなお解明されていないことが多いので、今後が楽しみである。

革命機ヴァルヴレイヴ (3)

昨年、分割2クールで放映された同名アニメのラノベ小説版で、この巻ではアニメ2ndシーズンをベースに、主人公・時縞ハルト以外にも指南ショーコ、大塚キューマ、野火マリエらの視点を盛り込んでいる。相違点は、アニメ版では生徒の大虐殺があったが、小説版では射殺されたのがハルトだけだったこと(彼は「マギウス」のため、すぐに蘇生した)、ショーコとの和解が小説版で描かれていること。複数の登場人物の視点で書かれているため、すっきりしてわかりやすいと評価する声も多いが、それ故「なぜアニメ版ではこの通りに放映しなかったのか?」という怨嗟の声も、ネット上では多く上がっている。アニメ版では終盤尺が足りなくなり、1stで触れた謎の多くも解明されることなく投げやり&視聴者丸投げのために、主人公が浮かばれない終わり方になってしまったが、この本の登場で少しは浮かばれたかな?

不満点は、ドルシア軍事盟約連邦王党派の将校・クリムヒルトの決起シーンが丸ごと削られたこと。このアニメの終盤において、彼女の決起シーンは重要な要素だから、小説版でも取り上げて欲しかった。



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私はこのブログ以外にも2つBlogを書いているのだが、ここ最近、ブログを更新する機会がめっきり減った。

理由は簡単で、単に忙しいからである…といえば聞こえはいいが、要は、怠惰なるままにネットの世界に耽溺していただけの話である。自分では「このままではいけない」と思ってはいるのだが、生来の怠け癖はいかんともし難い。

映画を取り上げるブログは、昔運営していたブログからの記事を転載しているだけだし、社会運動系のBlogに至っては、MLに流れている宣言文を転載しているだけに過ぎない。興味があるシンポにはマメに顔を出し、その様子をネットにまとめてはいるのだが、それが精一杯という感じ。タイピングが遅いうえ、数年来から指の腱鞘炎という持病を抱え、長時間タイピングすると症状が悪化するため(寒季はそれが顕著だ)、それがブログ更新から遠ざかっている原因になっている。

最近の空き時間は「読書メーター」というサイトに入り浸っていることが多い。

このサイトのいいところは「読みたい」本を手軽に登録できるところである。

ところが、この「手軽に」というのがくせ者で、調子に乗ってホイホイ「読みたい本」を登録しているうちに、アカウント登録から現在まで「読みたい本」が2,000冊を突破してしまった。さらに困ったことに、私は外出するたびに書店に足を運び、ちょっと興味のある本を「ジャケ買い」してしまうという困った習性があるから、自宅の部屋には積ん読本がどんどんたまっている。本を読むスピードも、加齢とともにどんどん低下しているのも自覚している。さらに過去に行ってきた美術展カタログ、参加したシンポジウムの冊子も「積ん読」としてたまる一方である。そんなこんなで「読みたい本」「(活動を行ううえで)読まなければならない本」は年毎にたまる一方なのである。やれやれ、困ったものである。

というわけで、先月「読破済み」に登録した書籍について、簡単に感想を書いてみたい。

2013年12月の読書メーター

読んだ本の数:9冊

読んだページ数:1863ページ

ナイス数:6ナイス

COPPELION(19) (ヤンマガKCスペシャル)COPPELION(19) (ヤンマガKCスペシャル)

読了日:12月4日 著者:井上智徳
DAYS JAPAN (デイズ ジャパン) 2013年 12月号 [雑誌]DAYS JAPAN (デイズ ジャパン) 2013年 12月号 [雑誌]

読了日:12月4日

COPPELION(20) (ヤンマガKCスペシャル)COPPELION(20) (ヤンマガKCスペシャル)

読了日:12月8日 著者:井上智徳
進撃の巨人(12) (講談社コミックス)進撃の巨人(12) (講談社コミックス)

読了日:12月10日 著者:諫山創
素顔の医者―曲がり角の医療を考える (講談社現代新書)素顔の医者―曲がり角の医療を考える (講談社現代新書)

読了日:12月11日 著者:中川米造
女王たちのセックス女王たちのセックス

読了日:12月17日 著者:エレノア・ハーマン
革命機ヴァルヴレイヴ 流星の乙女 (1) (電撃コミックスNEXT)革命機ヴァルヴレイヴ 流星の乙女 (1) (電撃コミックスNEXT)

読了日:12月23日 著者:大堀ユタカ
ちはやふる(22) (Be・Loveコミックス)ちはやふる(22) (Be・Loveコミックス)

読了日:12月27日 著者:末次由紀
日本の恋の歌 貴公子たちの恋日本の恋の歌 貴公子たちの恋

読了日:12月30日 著者:馬場あき子

読書メーター

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